自傷のサブカルチャー

今月の「こころの科学」は「自傷行為」の特集。本体1238円+税。そのなかの「自傷サブカルチャー」という論文では、ペニスへの真珠の埋め込み、指詰め根性焼きアームカット(アムカ)に切腹マニアが取り上げられている。伊達政宗が男色の相手に誠意を見せるためにアームカットした話とか、15年間に延べ1650人の踊り子(ストリッパー)の裸を観察しつづけて、切腹の傷跡を探した人の話とか載っている。あと、根性焼きをしてタクシー強盗の決意を固めた男の話とか。とてもマニアックである。